株式会社 コトバノミカタ
代表取締役 本下 瑞穂

①会社のロゴマークについて聞かせてください。
あえてロゴマークを作っておりません。理由は、デザインを活動のメインにさせていただいておりまして、 1 つのロゴマークにとらわれず、色々なデザインを会社自体としてやっていきたいという想いがあります。
 
②社名の意味や由来を教えてください。
株式会社コトバノミカタという社名の「ミカタ」という言葉の意味は二通りあります。
一つはビューポイント / 見る方向の「見方」です。
もう一つはフレンズ / 自分の仲間になる「味方」です。
言葉の見方を変えて、言葉そのものを自分の味方、人生の味方にしてほしいという想いが込められています。

 
③御社の理念について聞かせてください。
コトバノミカタのミッションは、デザインで考える力、伝える力を育む。
ビジョンとしては、そのうえで社会全体のコミュニケーションを良くする。
・・ということを掲げさせていただいてます。
 
④この土地で企業したのはなぜですか。
結婚後、この宝塚で出産、育児をしており、やっぱり住み慣れた土地であるということですね。
さらにママ友ネットワークがありましたので、そういったところで事業のアイデアをいただいたり、事業そのものを活用していただく最も身近な場所ということで、今住んでおります宝塚で起業をさせていただきました。

 
⑤起業当時の思い出を一つ教えてください。
起業したのが 2013 年で、会社にしたのが 2017 年。
2012 年に長男を出産し、育児と次男を妊娠しながらの起業でした。
私自身が母親としての経験真っ只中で、働き始めましたので、母親目線というのを起業の核として捉えていきたいなという想いがありました。
子育てと並行しながらの思い出が一番強いです。
 
⑥御社の一番の特徴(ほかにはないところがあればぜひ)を教えてください
コトバノミカタでは「デザイン原稿用紙」という名前で「読書感想文がよく書ける原稿用紙」と「小論文がよく書ける原稿用紙」というアイテムを開発・販売させていただいております。
いったいそれは何?という質問をよくいただくのですが、全くのオリジナル商品で、そういった面白い原稿用紙を使って、子供たち、ひいては社会全体の皆様の伝える力、主に文章力を育ませていただいているというのが特徴になると思います。

 
⑦社員(スタッフ)に対しての想いを語ってください。
メインとしては、 本下真次(夫:取締役 CEO )と谷本祐真(取締役 CBO )が経営層です。あとは臨時で入っていただくパートのかた、アルバイトのかたがいらっしゃいます。
私たちは子ども達への商品開発であったり、教育事業をさせていただいてますので、よりユーザーに近いかたということで学生スタッフによくご協力いただき、セミナーや商品開発をしております。
学生のかたと私のジェネレーションギャップ、今の若者の視点というものを聞けるということで、私自身の成長機会にもなっているなと感じます。
 
ーーー学校でのセミナーもありますね。
学校での開催は、読書感想文講座であるとか、作文講座であるとか、起業家ヒストリー・女性起業家としての講演会などをさせていただいてますが、基本は、ありがたいことに教育機関さんのほうからお声かけをいただいております。
 
⑧今後どういうふうなことをやっていきたいですか。
デザインをメインに捉えて、そのデザインの力で楽しく「伝える力」を育んでいく教育事業を行いたいと思っています。
まず、これまで作らせていただいたデザイン原稿用紙の商品販売の拡張と、読書感想文や文章作成の教育メソッドの普及をしていきたいです。
その上で、実はこの度、武庫川女子大学日本語学科の研究室と産学連携プロジェクトをさせていただきまして、漢字キャラクターの教育コンテンツというものを 2020 2 月に開発しました。

  漢字はもともと絵であり、その形から意味が想像できる、まさに「感じる」文字です。また、漢字の部首には「あめかんむり」「くさかんむり」など自然に関連するものが多く、漢字を学ぶことで、子ども達の感性を育み、川や植物の豊かな土地で古代文明が栄えた歴史学習や、自然と共に生きる世界観の醸成にも寄与できるのではないかと考えています。そんなコンテンツを、 SDGs の世界の教育というところで広げてみたいなと思っております。
社会のコミュニケーションを良くするというビジョンを、日本だけに留まらず世界に発信していきたいというのが夢です。
 
⑨コラボレーションしたい業種などあれば教えてください
今、紙の原稿用紙をアイテムとして作り販売していますが、今の子供たちはすごく IT 、パソコンやスマートフォン、タブレットなどに親しんでいます。ゲームやアニメ、動画というものが子ども達は大好きなので、それらを活用するれば、もっと楽しく学ぶことができるのではないかと思っております。
カラフルで音があって動きがある展開というのは、コンピューター上で表現しやすいので、ぜひ IT 系のかたとコラボレーションしていきたいなと思っています。

 
⑩最後に社長様のウイークポイントを教えてください。
私自身が女性で母親ということで、子供たちを優先したいという思いが強いところでしょうか。ワークライフバランスといいますか、生活をそのものを整えていきながらより事業を発展させていきたいなと、単に事業だけじゃないバランスですね。そこが自分の課題かなと思いますね。
 
●株式会社コトバノミカタ HP
https://kotobanomikata.jp
 
インタビューを終えてひとこと
事業のアイデアが膨らんでいく過程がとても興味深く、また本下社長が聞き上手なこともあって、学生時代や子育ての話など、予定の時間を大幅に超えてのてのインタビューとなりました。
アイデアをきちんと視覚化していくことで、原稿用紙が単なる文具商品ではなく、事業となる・・・株式会社コトバノミカタ HP をごらんいただくと、原稿用紙のデザイン化、漢字キャラクターのデザイン化が非常に斬新かつ論理的だと感じることと思います。これからの教育現場にどんどん広がっていってほしいですね。
アニメーションになって動くキャラクターは、教育番組になれば、と願っています。というか、なると思います!